かやくごはん

9月も半ばを過ぎて、朝夕に秋を感じるようになった。

さんまとか、栗ご飯とかが食べたくなる季節と思う。

おととい、さんまを食べたので、きょうはかやくごはんを作ることにした。

なぜ、かやく(火薬?)などという物騒な名前が付いたのかわからない。

わたしの故郷浜松では、鶏肉やごぼう、ニンジン、しいたけを醤油味で炊き込んだご飯をこう呼んでいたのです。

名古屋地方では混ぜご飯とか、炊き込みご飯とかいうので、まあ普通ですね。

ごぼうは家にあったし、鶏肉は昨日もも肉2枚入りパックを解凍して、1枚しか使わなかったので、残りを使うことにした。

かやくごはんの作り方は2通りがあると思う。

生のままの具材を調味料と共に炊飯器にセットして、米と一緒に炊き上げる方法と、あらかじめ具材を醤油で煮ておいて、煮汁だけを米と合わせて炊き、炊きあがるちょっと前に具材を混ぜ込む方法だ。

うちはずっと後混ぜ方式。このほうが具材にしっかり味がついておいしいと思う。先混ぜ方式もやったことがあるけど、かなりあっさりとした仕上がりになる。

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おかずは、冷蔵庫に「辛くない食べる辣油」というのがあったので、それを使って一品作ることにした。

なすをごま油で炒めていったんボウルにあけておく。豚のバラ肉は酒で下味をつけておいてから、沸騰した湯にくぐらせて火を通す。

きゅうりを切っておいて、「辛くない食べる辣油」たっぷりと豆鼓醤(とうちジャン、冷蔵庫にあった)を混ぜたタレで、これら全部を和えて完成。

ちょっと本格風に白髪ねぎを作って乗せてみた。(乗せすぎたか?)

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豚バラに火を通した時の湯にダシがでているので、それにベーコンとレタスを足して味噌汁も作り、今晩の夕飯が完成した。

では、いただきます。